ライムライト（光治療）薬事法承認機～総合的な美肌治療～ - 美肌・レーザー治療 よだ形成外科クリニック

• 治療概要
• 当院の治療
• 治療の流れ
• 留意点
• 料金

ライムライト（光治療）

ライムライトとは

ライムライトは日本人医師とキュテラ社が共同で開発したIPL(光)治療です。コンセプトは色白から色黒の方など様々な肌の色を持つ日本人肌（黄色人種）に対応できることです。

更に多種ある光治療器の中でも照射時の刺激がマイルドで、「しみ・そばかす・キメ・ハリ・くすみ・赤ら顔・ニキビ・ニキビ跡の赤味」に対し、他のIPL(光)と比較してキレの良い治療器の１つです。

ライムライトの効果

Xeo SAシステム

シミ(薄いシミ、濃いシミ)、ソバカス、
くすみ、美白

ライムライトのIPL(光)は、薄いメラニン色素に反応しやすい波長が含まれているため多くのシミに対応します。治療を行うことで健康的な肌に近づき、くすみの改善、美白効果が得られお化粧のノリが良くなっていくのを実感できます。

肌のキメ、ハリ、毛穴の引き締め

ライムライトに含まれる高波長は真皮上層にも刺激を与えます。この刺激で真皮層のコラーゲン、エラスチンを増加させお肌の質感を高めます。

赤ら顔・毛細血管拡張症

ライムライトは赤血球のヘモグロビンに吸収されやすい波長が含まれており、効率よく光がヘモグロビンに吸収され、熱エネルギーに変換されます。
この熱が過剰な毛細血管にダメージを与えることにより徐々に赤ら顔などの赤味が目立たなくなってきます。

ニキビ、ニキビ跡の赤み

ライムライトの波長にはアクネ菌にダメージを与える波長が含まれています。これにより、ニキビの改善が見込まれるケースがあります。また赤血球に対する波長の効果でニキビの赤味が軽減していきます。

当院の治療

ライムライト機器の特徴

limelight
ハンドピース

日本人向けに開発されたハンドピース

ライムライトの照射される光の種類、出力、照射時間は日本人の肌質に合わせて設定されており、日本人の肌に最も効果をもたらす光治療器です。

1度に様々な波長の光エネルギーが照射されることで、複数の肌トラブルを同時に治療することが可能です。

安全性について

ライムライトはアメリカFDA承認機器です。治療による肌トラブルを防止するため皮膚への温度管理、冷却システムを搭載しており肌表面を冷却しながら施術を行います。照射時は多少刺激がございますが、我慢できる程度でダウンタイムも少なく、施術後はお化粧も可能です。

マイルドな治療なので複数回の治療を重ねることで肌全体のトラブルを改善していくことが可能です。

幅広いIPL(光)の波長について

光には色々な波長の光があり、波長の短いものは紫色に見え、長いものは赤色に見えます。人間の目で見える領域の光を「可視光線」と呼びますがこの領域からさらに波長が長くなると、赤外線領域、波長が短くなっていくと紫外線領域になります。この領域は人間の目には見えません。

ライムライトの波長は520~1100nmと幅広い光が同時にでており、短い波長520㎚は、皮膚の浅い層(表皮)に光が届き、長い波長1100nmは、皮膚の深い層(真皮)に光が届きます。そのため、シミ、そばかす、色素沈着、肌のキメ、くすみ、赤ら顔などを同時に治療することが可能で、様々な皮膚トラブルに対応しています。

光は波の性質を持っており、波の谷から谷までの距離を波長といいます。距離が短いと浅い層(表皮)まで光が届き、長いと深い層(真皮)まで光が届きます。

IPL(光)がメラニン色素を分解

IPL(光)のエネルギーは、黒・茶・赤といった色素を強く吸収する作用があり、メラニン色素(黒、茶)に吸収されると、光エネルギーは、熱エネルギーに変わりメラニン色素は分解されます。分解されたメラニン色素は、貧食細胞などによって食べられてなくなったり、表皮を作る細胞の流れに乗って肌表面に押し出されカサブタのようになって剥がれ落ちてきます。これがシミ、そばかす、ほくろなどが取れる原理です。

ただ、真皮層の深いところにあるシミ、ほくろなどのメラニン色素に対しては効果が薄く期待できませんので、Qスイッチルビーレーザーや、真皮までのピーリングなどの治療が必要となります。

浅い層(表皮)、深い層(真皮)に対するIPL(光)の作用

• ターンオーバー促進→キメの改善
• 停滞したメラニンの排泄→くすみの改善、美白効果
• 色素の濃い部分に反応→シミ、ソバカスの改善
• 赤みの強い部分に反応→ニキビ、ニキビ痕の赤み

• 拡張した血管に反応→毛細血管拡張症の改善
• コラーゲンへの熱作用→コラーゲン増生、肌の質感、肌のハリ、毛穴の引き締めの改善

ライムライトの治療は比較的マイルドな治療なので、1度で効果を実感する方もいらっしゃいますが本格的に効果を実感するためには複数回の治療が必要です。

また、ライムライトは今あるメラニン色素を分解する効果はあっても、今後メラニン色素を作らせない効果はありません。日頃から紫外線対策や、ビタミンC誘導体入りのコスメ、ハイドロキノンなど日々のメンテナンスを同時に行うことがとても重要です。

ライムライト治療に向かない症状

• 濃い色の肝斑
• アザ、真皮性病変
• 赤みのないニキビ跡
• 深いシワ、タルミなど

ライムライト治療を受けられない方

• 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方
• 感染症、かぶれ、炎症、傷など皮膚疾患のある方
• 心臓病、ペースメーカー使用の方
• 治療部位に金属プレート、シリコンを埋めている方
• 心疾患、出血性疾患、悪性腫瘍、ケロイド体質など
• 光アレルギー、光過敏症の方
• 強く日焼けした肌、日焼けの予定がある方

症例写真

ライムライト ＋ イオントフォレーシス症例ブログ

術前

1ヶ月1回照射 術後（8ヶ月 ）

治療名	ライムライト ＋ イオントフォレーシス 各8回
治療内容	そばかすがメインの色素斑を多数認めます。ライムライトを1ヶ月に1回、8ヶ月間照射しました。そばかすは表皮の浅い色素斑のため、Qスイッチレーザーよりも、IPL系の光治療の方が効果的です。
リスク	一時的に赤みや色素沈着、痛み、熱感、乾燥などが出ることがあります。
費用	318,560円(税込)

経過を見る

• ライムライト3回後。ビタミンC誘導体の
  イオントフォレーシスも行っています。
• ライムライト8回後。ほとんどの色素斑が改善した
  のみならず、お肌の質感も良くなりました。

治療の流れ

診察

医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。

お化粧を落とした状態で、医師が肌の診察、診断を行います。治療適応の場合、ライムライトの治療を開始します。治療開始前に写真撮影を行います。

麻酔

この治療に麻酔は必要ありません。

治療

ベッドに寝ていただき、光の浸透をよくするためジェルを塗布していきます。目を光から保護するためゴーグルを装着していただきます。お肌の色、状態に合わせて、機械の設定を行います。様々なバリエーションがありますので、肌質を問わないのがライムライトの特徴です。照射は医師または専門有資格者が行います。無資格者による治療は行っておりません。照射後、ビタミンC誘導体などのイオントフォレーシスを複合治療の選択をしている方は引き続き行っていきます。洗顔し、メイクをして終了です。

術後経過

1日程度、場合によってはお肌の赤味やほてりを感じることがありますが、お化粧は可能です。7日程で反応のあったしみは黒く浮いたのち剥がれてきます。この間、お化粧のりが悪く感じることがあるかもしれません。また、人によってはザラザラ感や毛穴のプツプツ感を感じる場合がありますが、一時的な反応でおさまります。症状やお肌の状態にもよりますが、目的とする治療の効果を得るには、3～4週間に一度の治療を5～6回行うことを推奨しています。その後は、定期的なメンテナンス治療を行うとアンチエイジング治療として期待が持てます。

アフターケア

治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。

留意点

院長コメント

ライムライトは、日本人の肌に合わせて日本人医師が開発した光治療器です。
痛みや熱さも少なく、ダウンタイムがほぼありません。
お肌の色素班の改善や質感の向上を期待するには。まず月に1回の治療を5-6回行うといいでしょう。

料金