多汗症ボトックスで気になる汗を抑える - ワキガ・多汗症 よだ形成外科クリニック

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• 当院の治療
• 治療の流れ
• 留意点
• 料金

多汗症ボトックス

多汗症ボトックスとは

シワなど筋肉の動きを制限する作用があるボトックスをワキに注射するだけで、驚くほど汗の分泌が抑制されます。汗の分泌には立毛筋などわたしたちの自律神経で支配される微少な筋肉の収縮によって行われています。よって、筋肉の動きを制限するボトックスを皮下に注射することによってワキの汗の分泌が抑制されていくというわけです。ワキに使用する単位のボトックスでは、骨格筋のようにワキや腕の動きを作る筋肉の働きを制限することはありません。

当院の治療

まず発汗テストを行います。汗に触れると青くなる試験紙を使用します。麻酔配合のボトックスをまんべんなく注射していきます。多汗症治療は、薬の濃度が重要で薄すぎると効果は今ひとつです。ワキガの原因であるアポクリン腺にはボツリヌストキシン製剤は効果ありません。

当院では、お薬の安定性に優れたアラガン・ジャパン社のボトックスVISTAを使用しています。FDA（米国食品医薬品局）及び日本厚労省の承認薬です。

症例写真

ボトックス注射 症例ブログ

術前

術後（1ヶ月 ）

治療名	ボトックス注射
治療内容	発汗テストのため、汗に触れると青くなる試験紙を使用します。局所麻酔を配合したボツリヌストキシン製剤をワキにまんべんなく注射していきます。
リスク	赤みや内出血がみられることがあります。
費用	150,000円　2011年7月現在

治療の流れ

診察

医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。

まず、汗の量をチェックします。方法は、汗を感知すると色が変わる試験紙をワキに当て、一定時間そのままにします。これにより、汗をかく範囲と量をチェックします。

麻酔

必要に応じて貼る麻酔テープを使用します。

治療

まんべんなくワキに対してボトックスを注入していきます。

術後経過

ボトックスが作用するには早くて3日くらい、だいたい7日くらいで安定して作用します。ワキに注射針にて注射するため、ワキやその周辺に5～7日ほど内出血が生じ気になるかもしれませんが、数日で落ち着きます。効果は約4～6ヶ月です。治療効果が落ちてくると少しずつ汗の分泌を感じるようになるでしょう。

アフターケア

治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。

留意点

院長コメント

根本治療はワキガと同様に腋臭症手術（剪除法）が望まれるのですが、比較的長いダウンタイムを要しますので計画的に治療をすすめる必要が有ります。多汗症ボトックス注射は、ワキの汗が気になり、ニオイは気にならないといったタイプには手術療法以外に有効な治療法です。体の動きに障害は来しませんのでご安心を。

料金

関連する治療

• ワキガの治療 組織剪除法 直に汗腺の一つであるアポクリン腺を確認し除去する方法で改善率の高い手術です。