まぶたの腫れぼったさを大まかに分類すると、
の2つがあげられます。
まぶたの腫れぼったさを解消するのには、脂肪を取ればよいとお考えの方が多いと思います。これは医療関係者にも同様のことがいえます。一般に多く行われている「脂肪取り」の手術は隔膜内脂肪という眼窩脂肪を引き出し切除する手術のことがほとんどです。
しかし、眼窩脂肪のみを切除しすぎるとまぶたの凹みの原因となりえますし、脂肪を取った割にはまぶたの厚みが減らないということになってしまいます。それは、対象とする脂肪の位置が異なるからで、隔膜内脂肪(眼窩脂肪)の対処のみでは腫れぼったさを解消することはできないのです。
全切開法時に併用して、脂肪の減量を施します。
まぶたの状態により、膨らみを取り去る手術(隔膜内脂肪除去術)、まぶたの厚さを減じる手術(隔膜前roof脂肪除去術)を選択します。
まぶたの中央、睫毛よりの厚さが気になる方におすすめです。若々しく、チャーミングな目もとを実現します。
眉下の瞼の厚さが気になる方におすすめです。眉頭、眉尻をスッキリして涼しげな目もとが実現します。
術前
術後(4ヶ月)
治療名 | 全切開法 + 隔膜内脂肪除去術 |
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治療内容 | 全切開と眼窩隔膜内の脂肪を減量して二重を作りました。今回の方は瞼板前組織という睫毛付近の皮下組織もそれなりにあったので丁寧に減量して行きました。 |
リスク | 施術直後は、まぶたの腫れやぷっくりと膨らむことがあります。 |
費用 | 310,000円 2017年3月現在 |
術前
術後(3ヶ月)
治療名 | 全切開法 + 隔膜内脂肪除去術 |
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治療内容 | 重く感じるまぶたのため、全切開と隔膜内脂肪除去を行いました。1週間後の抜糸時、右側に少し腫れが強めにでましたが、3ヶ月目には左右差もなく順調に経過しています。 |
リスク | 治療の直後は、まぶたの腫れやぷっくりと膨らむことがあります。 |
費用 | 310,000円 2016年5月現在 |
術前
術後(7ヶ月)
治療名 | 全切開法 + 隔膜内脂肪除去術 |
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治療内容 | 末広のラインを希望されたのですが、まぶたの膨らみが必要以上にあったので眼窩脂肪の減量も行いました。手術後しばらくはラインが強調される傾向にありますが、1~3ヶ月くらいで整い、3~6ヶ月でほぼ完成します。 |
リスク | 施術直後は、まぶたの腫れやぷっくりと膨らむことがあります。 |
費用 | 310,000円 2012年9月現在 |
医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。
まぶたを診察します。二重のシミュレーションを行い、その際、まぶたの膨らみの原因が隔膜内脂肪(眼窩脂肪)なのか、隔膜前脂肪なのか診断をします。
全切開法に準じて局所麻酔をしていきます。
まず、全切開法を行います。
(1)隔膜内脂肪(眼窩脂肪)の減量
切開線よりはみ出てくる隔膜内脂肪をやや外側成分を切除します。電気メスにて凝固切開を行います。止血操作を十分行わないと思わぬ出血の原因となりますので注意が必要です。
(2)隔膜前脂肪の減量
まぶたの厚さが目立つ場合にはこちらの脂肪の減量が効果的です。取りすぎるとくぼみ目(Sunken Eye)や重瞼ラインの乱れの原因となるので、ドクターの経験が要求されます。
5~7日後に抜糸を行います。術後の経過はおおむね全切開法の経過に準じます。
治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。
治療時間 | 75~120分 |
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ダウンタイム (痛み・傷跡) |
7~10日程度 ※個人差があります |
通院回数 | 3回程度 抜糸、経過観察として1か月後、3か月後 |
抜糸の時期 | 7日目 |
洗顔・メイク | 目もと以外翌日から可能、目もとの洗顔は3日後~ アイメイクは抜糸翌日から医師の指示で可能 |
シャワー・入浴 | シャワーは当日より可能、入浴は翌日から可能 |
コンタクト | 抜糸後より着用可能 |
特に隔膜前脂肪組織を減量すると重瞼ラインがスッと折れて涼しげな二重となります。まぶたの厚さの原因は、実は隔膜前脂肪組織が原因であることをわかっていない術者も多いのが現状です。やみくもに隔膜内脂肪(眼窩脂肪)を取りすぎると、凹みが現れることがあります。皮膚自体の厚みが多いケースもあり、そのような場合は脂肪組織の減量を行っても改善されないことがあります。脂肪を取りすぎた修正は、自分の脂肪を採取し注入する脂肪注入や、ある程度のボリュームがある真皮脂肪移植が必要となることがありますので、正しい診断と十分な手術計画が要求される術式です。
施術内容 | 数量・容量・範囲など | 税込価格 | YD-APS税込価格 >> YD-APSとは? |
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まぶたの膨らみを減らす 隔膜内脂肪除去術 ※他治療と組み合わせて行う治療ですので、 隔膜内脂肪除去術だけでの治療は行っておりません。 |
両側 | ¥110,000 | ¥88,000 |
まぶたの厚みを減らす 隔膜前脂肪roof除去術 ※他治療と組み合わせて行う治療ですので、 隔膜前脂肪roof除去術だけでの治療は行っておりません。 |
両側 | ¥132,000 | ¥99,000 |
※当院の金額は全て税込価格となります。
(但し、健康保険診療には消費税がかかりません。)
A 基本的に除去した脂肪が戻ることはありません。加齢によりまぶたのたるみが生じることはあります。
A その人それぞれに二重のラインが決まっていますが、不自然にならない範囲でご希望のラインを作ることは可能です。
A 他院で全切開手術を行い大量の眼窩脂肪を取り去られてしまった場合の他院修正も承っています。一度ご来院ください。
アクセス
宮城県仙台市青葉区花京院1-1-6
Ever-i仙台駅前 2F