笑うと下まぶたのまつ毛の下がぷくっと膨らみます。これは涙袋と呼ばれ、生まれつき発達している方と、あまり表現されない方がいます。この涙袋はタレントに多く見られ、お顔をチャーミングに見せるワンポイントとして、あるとうれしい表情の1つと言えるでしょう。この涙袋を作成するには、主にヒアルロン酸等の注入法が行われます。また以前は涙袋があったのに、最近は目立たなくなったという方は、下まぶたの目袋(眼窩脂肪)が出てきてクマのようになっていることがあります。その場合は下まぶたハムラ法(目袋修正)・ 下まぶた除皺(リフトアップ)術で復活する可能性があります。
目の下にある袋は、涙袋の他に目袋(眼窩脂肪)があります。涙袋は、下まぶたのすぐ下にできる膨らみで、笑った時によく目立ちます。目袋は、加齢によって下まぶたに押し出された脂肪で、組織の下垂による凹み(クマ)により強調されます。涙袋も年齢とともに減ってしまうので、ヒアルロン酸を注入することで若々しい目もとを実現できます。クマがある場合、下まぶたのリフトアップ術(ハムラ法)を行うことで、改善します。
術前
術後(1ヶ月)
治療名 | 下まぶたハムラ法(目袋修正)・下まぶた除皺(リフトアップ)術 |
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治療内容 | 下眼瞼をスッキリ見せたいということで、局所麻酔を使い眼窩縁まで剥離をして脂肪の入っている隔膜を大事にして、その隔膜を下方に伸ばして眼窩縁を固定します。脂肪は極力切除せず、隔膜の緊張で押さえ、ハリを作るために眼輪筋弁を外側に緊張をかけて固定します。 |
リスク | 術後は腫れや内出血、傷の赤みが生じる可能性があります。 |
費用 | 280,000円 2014年5月現在 |
術前
術後(5ヶ月)
治療名 | 下まぶたハムラ法(目袋修正)・下まぶた除皺(リフトアップ)術 |
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治療内容 | 下まぶたの膨らみとハリの低下を認めます。下眼瞼を切開し、下眼瞼縁に達し、膨らみの原因である眼窩脂肪を下方に伸展することで形態を滑らかにします。そして眼輪筋を外側に緊張をかけて固定することで、皮膚のハリを作ります。余剰な皮膚があったら、切開線に合わせて切除を行います。皮膚のみ取り去っても効果はありませんので注意が必要です。 |
リスク | 術後は腫れや内出血、傷の赤み、眼球結膜の浮腫が生じる可能性があります。 |
費用 | 280,000円 2012年7月現在 |
医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。
(1)ヒアルロン酸の注入
坐位にてヒアルロン酸を注入していきます。一度に作成はせず、2週間ごとに数回に分けて行うとなめらかさが得られ、左右差も少なくなります。ヒアルロン酸は注入するメーカーによっても異なりますが、おおむね4~6ヶ月の効果が得られ、少しずつ吸収されていきます
(2) 下まぶたハムラ法(目袋修正)・下まぶた除皺(リフトアップ)術
以前は涙袋があり少しずつなくなった、あるいはクマがあるタイプの方にヒアルロン酸注入を行うとかえって目袋(眼窩脂肪)が目立ちクマが強調されることがあります。このような方は、下まぶたハムラ法(目袋修正)・下まぶた除皺(リフトアップ)術を行うことをすすめます。
下まぶたの膨らみを処理することにより、以前の涙袋が復活する可能性が高くなります。
(1)ヒアルロン酸の注入による方法
信頼できるヒアルロン酸を使用すれば、特に後遺症など心配することはありません。もしイメージと異なる場合はヒアルロニダーゼを注入すれば数日で注入されたヒアルロン酸は分解されてしまいます。皮膚の薄い部分に、注射針によって注入するため、内出血をきたすことが多い方法です。
内出血が起これば5日程度のダウンタイムが必要な場合があります。涙袋は本来表情によって強調されたり、目立ちにくくなるものですが、ヒアルロン酸による形成術は表情にかかわらず、涙袋が形成されています。
治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。
治療時間 | 10分程度(両側) |
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ダウンタイム (痛み・傷跡) |
2日~3日程度 ※個人差があります。 |
通院回数 | 2~3回 治療日と経過観察。必要に応じて追加注入の可能性 |
抜糸の時期 | なし |
洗顔・メイク | 洗顔は当日より可能(注入部位はやさしく)、メイクは注入部位以外当日より可能。 |
シャワー・入浴 | 当日より可能 |
コンタクト | 施術当日から装着可能 |
以前は涙袋があり少しずつなくなった、あるいはクマがあるタイプの方はヒアルロン酸注入よりも下眼瞼リフトアップ(ハムラ法)による方法をおすすめします。下まぶたのクマの解消、ハリが取り戻せますので、涙袋以外に喜べることが多いでしょう。
以前に涙袋があった方は、この施術によって涙袋が復活する可能性が高くなります。復活しない場合は、術後3ヶ月以降にヒアルロン酸注入を行います。本格的な施術のため、事前に十分な検討が必要ですが、結果として満足度が高く、持続時間も長くなります。
施術内容 | 数量・容量・範囲など | 税込価格 | YD-APS税込価格 >> YD-APSとは? |
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目の下に涙袋を作り愛され顔に 涙袋形成術 (ヒアルロン酸注入) ベロテロソフト(局所麻酔 リドカイン入り ) |
1本(1ml) | ¥47,981 | ¥35,986 |
以前あった涙袋を復活させる、 クマがあるタイプの方の涙袋形成 下まぶたハムラ法(目袋修正) 下まぶた除皺(リフトアップ)術 ※複雑:ハムラ法 |
両側 | ¥385,000 | ¥346,500 |
※当院の金額は全て税込価格となります。
(但し、健康保険診療には消費税がかかりません。)
A 個人差はありますが、およそ4~6ヶ月程度です。少しずつ吸収されていくので定期的に注入することで若々しさを維持できます。
A クマは眼窩周囲のボリュームダウンと目袋の影響で疲れた印象を与えます。いきなりヒアルロン酸注入をしてもかえって膨らみが目立ち、注入物によるボコボコが表面に出てしまう可能性があります。ハムラ法にて皮下の脂肪と筋肉の修復をすることで若々しい印象に変わります。更に涙袋が必要であればその後、ヒアルロン酸注入をすることをおすすめします。