バッカルファット（頬部脂肪体）切除術で頬の引き締め～口の中から頬の余分な脂肪を取り除く～ - フェイスライン・輪郭 よだ形成外科クリニック

• 治療概要
• 当院の治療
• 治療の流れ
• 留意点
• 料金

バッカルファット
（頬部脂肪体）切除術

バッカルファット とは

バッカルファットは頬骨側面下方から頬部に存在する脂肪塊で、笑った表情をすると膨らみの存在がわかります。口角の下のマリオネットラインの膨らみはバッカルファットではありません。この脂肪を減量すると頬周りの輪郭がスッとして清楚な感じとなります。

脂肪吸引と混同されがちですが、指でつまめる脂肪は浅い層の皮下脂肪、指でつまめないのが深い層のバッカルファットです。口の中の粘膜を切開し、切除することができるので傷が目立ちません。

当院の治療

バッカルファット（頬部脂肪体）切除術は、局所麻酔下にて行ないます。切開は口の中の粘膜を1cmも切らずに行うことが可能です。バッカルファットを包んでいる皮膜をほぐしていくとズルズルと出てきます。形成外科を専攻している医師にとっては馴染みの多い脂肪塊です。

この手術の注意点は唾液腺の開口部がそばにあるので、そこを損傷しない解剖学的アプローチを求められるます。切除できるバッカルファットの量は個人差がありますが、梅干し大から胡桃大であることが多いでしょう。

小顔をさらに目指すには頬部脂肪吸引や咬筋ボトックス、BNLS（脂肪溶解注射）などを併用するといいでしょう。

症例写真

バッカルファット切除術症例ブログ

術前

術後（5ヶ月）

治療名	バッカルファット切除術
治療内容	局所麻酔下にて頬部粘膜を約1cm切開してバッカルファットを切除していきます。取れるバッカルファットは梅干し-胡桃大なのでなんとなくすっきり感が出た印象が得られます。
リスク	唾液腺管の損傷の可能性など
費用	264,000円

バッカルファット切除術 症例ブログ

術前

術後（1ヶ月後）

治療名	バッカルファット切除術
治療内容	口の中の口腔粘膜から1cmも満たない切開で切除をしていきます。バッカルファットを確認しほぐすとズルズルと出てきます。
リスク	稀に口角あたりに内出血斑や腫れを生じることがあります。
費用	264,000円

経過を見る

• 術前
• 術前斜位
• 術後1ヶ月後
• 術後1ヶ月斜位

治療の流れ

診察

医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。

麻酔

局所麻酔の治療で口腔内からアプローチします。

治療

口の中（ほほの内側）に1cm程度の切開をし脂肪を引きずり出して切除します。取れる脂肪の量は梅干し～卵黄大です。溶ける糸で傷をで縫合します。

術後経過

3日ほど圧迫固定をします。7日目にチェックをし、口腔内の糸は解ける糸ですが必要に応じ抜糸をします。術後のむくみ、内出血は10日ほど起こる可能性があります。術後6ヶ月の経過を見て、必要に応じて、頬部の脂肪吸引を行うとさらに頬のすっきり感が得られます。

アフターケア

治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。

留意点

院長コメント

バッカルファット除去の治療は解剖学的な位置を理解していることが大事です。深部の解剖を熟知していないと唾液が出る管を傷つけたり、うまく脂肪を引き出せないこともある治療です。

残念ながらバッカルファットはマリオネットラインの下の位置ではありません。頬部下の膨らみが気になる人はこの治療の適応かもしれません。更にすっきり感を得たい場合には、BNLSや脂肪吸引で浅い脂肪を減らすことを考える必要があるかもしれません。

料金

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