唇を薄くするのは形成外科医の得意とする手術の1つです。厚すぎる唇は野暮ったい印象を与えるため、バランスの良い口唇を希望される方が多くいらっしゃいます。唇は、赤唇と白唇に分かれ、赤唇はDry Lip(乾いた唇)と口腔内の濡れているWet Lip(濡れた唇)に分かれています。唇を薄くするためにはこの構造を乱さないように切除し手術を行います。
口唇にはドライリップ(乾いている部分)とウエットリップ(しめっている部分)があります。ケースによってはその両方、あるいは一方のみボリュームダウンさせるようにしています。口唇の皮膚と口輪筋という筋肉と皮下組織を切除しボリュームダウンさせ、口輪筋を縫合し、口唇の皮膚を丁寧に中縫いし皮膚縫合していきます。口腔内粘膜は普通の皮膚よりも修復力が高いので、傷の治りも早いです。
術前
術後(8ヶ月 )
治療名 | 口唇縮小術 |
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治療内容 | 口唇の皮膚と口輪筋という筋肉と皮下組織を切除しボリュームダウンさせ、口輪筋を縫合し、口唇の皮膚を丁寧に中縫いし皮膚縫合しました。ドライリップとウエットリップを口輪筋を含めてボリュームダウンしています。 |
リスク | 腫れや内出血があります。痛みは1週間ほどで落ち着きます。 |
費用 | 400,000円 2015年4月現在 |
医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。
唇の状態を見て、お顔全体のバランスを考慮した上でどれくらいの組織を減量するか見ていきます。
局所麻酔で行います。
唇の構造を乱さないよう、Wet lip内の組織を切除し減量します。必要に応じて、上か下、もしくは上下の切除を行います。手術跡は唇の場合、ほとんど分からなくなります。
溶解する糸で縫合しますが、7日目くらいに抜糸をします。口唇の腫れや内出血は7~10日要します。マスクによるカモフラージュが有効です。
治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。
治療時間 | 1時間 片側 |
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ダウンタイム (痛み・傷跡) |
1週間程度 |
通院回数 | 抜糸、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の経過観察 |
抜糸の時期 | 7日目 |
洗顔・メイク | 洗顔は翌日より可能、メイクは唇以外翌日より可能。口紅は抜糸の翌日より医師の判断で可能 |
シャワー・入浴 | 当日より可能 |
施術内容 | 数量・容量・範囲など | 税込価格 | YD-APS税込価格 >> YD-APSとは? |
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口唇を薄くする 口唇縮小術(上口唇、下口唇 各) | - | ¥360,000 | ¥288,000 |
※当院の金額は全て税込価格となります。
A 溶ける糸で縫合しますが、7日目に抜糸を行っています。
A 直後は麻酔が効いているのでやや口が開きにくくなります。食事や歯磨きなど通常どおりの生活ができますが、腫れがある間は多少痛みを感じることがあります。必要に応じて痛み止めを処方いたします。
A 刺激物(熱いもの、辛いもの、固いもの)を避けてください。血行が良くなると、腫れや赤み、痒みなどがでるため飲酒や長時間の入浴も控えていただきます。
アクセス
宮城県仙台市青葉区花京院1-1-6
Ever-i仙台駅前 2F