唇を薄くするのは形成外科医の得意とする手術の1つです。厚すぎる唇は野暮ったい印象を与えるため、バランスの良い口唇を希望される方が多くいらっしゃいます。
唇は、赤唇と白唇に分かれ、赤唇はDry Lip(乾いた唇)と口腔内の濡れているWet Lip(濡れた唇)に分かれています。唇を薄くするためにはこの構造を乱さないように切除し手術を行います。
口角を上げるには、1. 手術による方法、2. ボトックスによる方法、3. ヒアルロン酸注入による方法があり、ご希望と口角の解剖学的特徴を診断して適切な方法を提案していきます。
唇をふっくらさせるとチャーミングになります。唇を全体的に厚くするか、それとも部分的に厚くするかはお顔のバランスを見て判断する必要があります。
上記を組み合わせる方法もあります。
ヒアルロニダーゼ(Hyaluronidase)とはヒアルロン酸を分解させることのできる酵素です。これをヒアルロン酸が注入されている部位に注射することによりヒアルロン酸が二酸化炭素と水に分解され消滅します。ヒアルロニダーゼはまれにアレルギー症状を起こすことがあります。初回時にアレルギー反応をおこした方は2回目以降のヒアルロニダーゼ注射は行うことができません。
入れすぎたヒアルロン酸や凸凹している時に修正するために使用しますが、ヒアルロン酸以外の注入物を溶かすことはできません。
自分の脂肪をお顔に注入することでふっくらと若返らせます。自分の組織である脂肪を不足しているボリュームに補う方法は、異物組織を使わないため安全性に優れている方法です。
しかし、一度、体から取り出した組織を自分の体とはいえ別の部位に移植するということは、実はそんなに簡単な方法ではありません。確かな方法で正しい技術を持って行えば、脂肪細胞は生着し、安定をします。
しかしながら、乳房を増大するといった、大量の脂肪を注入することは事実上生着させるには不可能であるばかりか、しこりや膿を併発するおそれがあるため、適応を見極めて行うことが重要です。
耳が顔側に立っているのがたち耳です。
耳の悩みとして、たち耳は形成外科的治療が可能です。
アクセス
宮城県仙台市青葉区花京院1-1-6
Ever-i仙台駅前 2F
平成8年3月 | 東邦大学医学部医学科卒業 |
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平成8年4月 | 医師免許証交付 (医籍 378324 平成8年4月26日交付) |
平成8年4月 | 東京警察病院形成外科入局 |
平成8年12月~ 平成9年6月 |
東京警察病院麻酔科研修 約250例の全身麻酔を施行 |
平成9年7月~11月 | 東京警察病院救急部(ICU)研修 |
平成9年12月~ | 東京警察病院形成外科に復帰 |
平成15年4月 | 日本形成外科学会認定専門医取得 |
平成15年8月 | 東京警察病院形成外科退職 |
平成15年9月 | 美容外科クリニック(仙台)院長就任 |
平成22年6月 | よだ形成外科クリニック開業 |
令和2年9月 | 日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医取得 |