植皮術は、自分の皮膚をどこかからか採皮して移植をする手術です。広範囲を1回の手術で取り去ることが可能です。最近は、入れてしまった刺青・タトゥーを早期に取り去りたいという悩みの方が増えてきています。就職・結婚など人生のイベントのため、どうにか早く取らなくてはというケースでは、レーザー治療ではなかなか対応できません。まず適応は黒色のものなのですが、濃い色の場合、残存してしまうケースがあります。また、綠や赤など黒色以外のものは、レーザー治療では不可能であるのが現状です。
移植する皮膚の厚さで、分層植皮と全層植皮に分かれます。
肌に新たな傷をつけることなくタトゥーを取り去れるのがレーザー治療の魅力で、QスイッチルビーレーザーTheRubyZ1が極めて有効です。太田母斑、蒙古斑などの真皮メラノサイトーシス、黒色の刺青、ホクロといった表皮性疾患が対象となります。
縫縮とは、縫い縮めることです。タトゥーや、アザ、傷跡などを切除する場合、皮膚を楽につまめる程度の適応となります。
皮弁とは、血流のある皮膚のことで周囲の皮膚を動かして切除した部位を覆っていく方法です。