目もとを若返らせるヒアルロン酸注入 ～目もとのシワ、くぼみ、凹みの改善～ - 目もとの若返りの美容整形 よだ形成外科クリニック

• 治療概要
• 当院の治療
• 治療の流れ
• 留意点
• 料金

目もとのヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入とは

注射器で皮下にヒアルロン酸を注入することで、シワやたるみを改善したり、凹んだ部分のボリュームアップをします。 美容外科領域で使用されるヒアルロン酸は、今や様々なメーカーから製品・製剤が供給されております。患者様のお悩みや症状に合わせて、使用するヒアルロン酸を使い分けます。

当院の治療

当院の目もとのヒアルロン酸注入では、ベロテロソフト（旧エセリスソフト）・ベロテロバランス（旧エセリスベーシック）の2種を使用しています。

ベロテロ（旧エセリス）は、「多重高密度マトリクス」という特許技術により製造されたヒアルロン酸注入剤で、ベロテロバランス（エセリスベーシック）は、主に額や目尻、ほうれい線、口もとなどの中程度のシワ改善に適用されます。

また、ベロテロソフト（旧エセリスソフト）は、浅い小ジワや比較的軽度のシワ、涙袋形成術などに適用されます。 微粒子のない、高粘性で均質な構造は、真皮へのなじみを良くし、注入後の滑らかな仕上がりを実現しています。

高粘性は拡散と吸収を抑え、約6ヶ月〜12ヶ月の持続期間を保ちます。

涙袋形成術（ベロテロソフト）

涙袋とは、笑った時に下まぶたの睫毛下に現れるぷくっとした膨らみのことです。この涙袋を作成するには、主にヒアルロン酸などの注入法が採用されます。目もとのヒアルロン酸は、単純にくぼみのボリュームアップを目的にしても期待した効果が現れるわけではありません。下まぶたなど皮膚のたるみが強い場合は、ヒアルロン酸注入をおすすめできません。下地がしっかりしていないためボコボコした感じとなり、スムーズな結果が得られないからです。

ヒアルロン酸の除去法（ヒアルロニダーゼの注射）

>> ヒアルロニダーゼの詳細はこちら

ヒアルロニダーゼとは

ヒアルロニダーゼとはヒアルロン酸を分解させることのできる酵素です。これをヒアルロン酸が注入されている部位に注射することによりヒアルロン酸が二酸化炭素と水に分解され消滅します。

ヒアルロニダーゼの効果

注射した瞬間と思えるくらいに注入されたヒアルロン酸が消滅します。ただし、多量のヒアルロン酸が注入されている場合には期間を空けて複数回ヒアルロニダーゼを注射した方がいい場合があります。

ヒアルロニダーゼの注意点

すべてのヒアルロン酸に有効ではありません。メーカーによっては無効の場合があります。また、ヒアルロニダーゼは動物由来のものなので、まれにアレルギー反応を起こすことがあります。

治療の流れ

診察

医師によるカウンセリングを行います。ご不明なことや不安などがありましたら、お気軽にご質問ください。カウンセリングの際は、患者様のご希望や治療を行う部位の状態に合わせ、治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、医師が詳しく説明します。当院の治療は、双方合意のもとで行います。患者様がご納得されていないのに、治療を無理強いするようなことは一切ありませんのでご安心ください。

まず、ヒアルロン酸注入の適応であるか診察をします。残念ながら全てのシワや凹みに使用できるわけでありません。注入部位を確認しながらマーキングします。

麻酔

ヒアルロン酸の注入には、針刺入とヒアルロン酸が注入される時の痛みがありますので、局所麻酔剤のテープを必要に応じて使用します。麻酔によるテープにより痛みは軽減していきます。

注入

坐位にてヒアルロン酸を注入します。仰臥位にて注入をすると、重力影響で思ったより多くのヒアルロン酸が注入されてしまうからです。注入する箇所、程度によってヒアルロン酸の種類を変えています。ヒアルロン酸は通常約1ccの量が注射器のシリンジに封入されています。必要に応じて、2週間に1回の間隔で数回に分けて注入を行うことにより、満足度と持続時間が増します。
※ヒアルロン酸に余りが生じた場合であっても、その注射器を他の方に「使い回し」することはございません。注射器のロットナンバーをカルテに貼り管理をしています。

術後経過

針を刺入するため注入範囲において、約3日の赤み、5日程度の部分的な内出血をきたすことがあります。注入直後から10日程度、やや皮膚の盛り上がりやミミズ腫れのような質感を呈すことがありますが、当院使用のヒアルロン酸は、解消していくことがほとんどです。いずれの反応においても、数日でメイクでカバーできることがほとんどでしょう。 一般に注入されたヒアルロン酸は4～6ヶ月で少しずつ分解され吸収されていきます。ヒアルロン酸の種類や注入箇所、注入の深さによってはこの期間より長く持続したりあるいは、短かい期間で吸収されることもあります。

アフターケア

治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。

留意点

院長コメント

ヒアルロン酸注入術の利点はなんと言っても、素材が無限にあるということです。つまり自分の組織から採取することがないため、気楽に治療を行えます。
しかし、ヒアルロン酸は私たちの体に存在するものだから、安全であると説明するドクターがいますが、果たしてそうでしょうか？答えはNoです。ヒアルロン酸を安定させるため混入されているお薬に問題が生じることがあります。また長持ちさせるために異物が含まれていることもあります。これらにより、アレルギーが生じることさえあるのです。
また、乱雑な注入を行うと、動脈が閉塞しヒアルロン酸を注入した部位の皮膚が壊死に陥ったという報告もあります。気をつけなくてはいけないのは、「5年長持ちする」、「他のクリニックは使用していないオリジナル」など怪しげなものです。あくまでも異物ですから安全なものを第一に選択したいものです。

Point

信頼あるヒアルロン酸の使用

医学的に常識のある方法で施術

※担当されるドクターとよく相談をしましょう。

万が一注入されたヒアルロン酸の結果に対して、不満が生じた場合、「ヒアルロニダーゼ」というヒアルロン酸を分解する酵素を注射すると、ものの見事にヒアルロン酸が消滅してしまう方法があります。
※全てのヒアルロン酸に有効というわけではありません。

料金

関連する治療

• 下まぶたハムラ法 目袋の膨らみ、下まぶたの皮膚のたるみを改善する手術で若々しい印象を与えます。
• ヒアルロニダーゼ注射 ヒアルロン酸の除去を希望される方には、ヒアルロニダーゼ（分解剤）をご用意しています。
• PRPF注入療法 自身から採取した濃縮血小板＋成長因子を注入することでボリュームアップさせる施術です。
• PRP注入療法 ご自分の血小板を採取・濃縮したものを目もとの皮膚に注入し若々しいお肌にする施術です。